耐衝撃性
耐衝撃性の比較1
ナイロン樹脂における大型落錘試験比較
通常使用時には強度と剛性を持つプラスチックとしての性質を示し、衝突時等の速く強い衝撃などの外力を与えるとゴムのように変形し衝撃を吸収する従来の高分子での常識を覆す特異的な特性を発現。
耐衝撃性の比較2

ナノアロイ®技術適用CFRP※と従来CFRPとの円筒シャルピー衝撃試験比較(熱硬化性樹脂)
従来のCFRPが完全に破断する衝撃を与えても、耐衝撃ナノアロイ®を適用したCFRPは、その高い衝撃吸収性能を活かして塑性変形し、完全破断を防止。
※ ナノアロイ®技術を適用して耐衝撃性を向上させた熱硬化性樹脂を用いたトレカ®プリプレグで成型したCFRP
耐衝撃性の比較3
PBT/PC樹脂における落錘衝撃試験比較
PBTとPCからなるナノ共連続アロイ樹脂では、その特異的な構造により、PCの特徴である耐衝撃性と、結晶性ポリマーであるPBTの特徴である耐薬品性を高度に備えた新材料となることを見出しています。従来の材料では達成不可能であった飛躍的な耐衝撃性を実現したPBT/PCアロイ樹脂は、自動車用衝突エネルギー吸収部品への展開が進んでいます。